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虫歯のコントロール2 よく咬もう

明治 大正期の保険衛生の冊子等を見ると歯科治療の大事さ
(よく咬める様に 病気予防にも咬むことの大事さを書いてます)
そして 食事の内容にについて解説しています。現代と大差あり
ませんが 口腔機能の重要さの扱いは現代より重点をおいてま
す。
入院するとまず歯を治すという記述もあるぐらいです。

当時の食事内容は現代より質素で咬み応えのある内容でした。
戦後 食事内容が欧米化し ファーストフードの増加 清涼飲料
の日常化 ミンチつくね文化 ラーメンの流行等 大きく変化して
きました。
要約すると 咬まなくて唾液量の減る 食事内容です。

口腔の機能の維持 初期の虫歯の再石灰化 には良く咬んで
沢山の唾液を出す必要があります。
研究者による疫学では 1日3度の食事 朝は日本食 が最も
成績が良いと述べています。
食養を研究している歯科医によるとラーメンのような 汁そばは
週に一回が限度と言っています。
子供のハンバーガーは月1度以下がよいとしています。
みなさんのイメージより大分厳しいのではないでしょうか。

意思の力に頼って良く咬むのは3日坊主に終わることが多い
と思います。 ある程度咬まないと飲み込めない 歯応えの有
る 食事内容がお勧めです。食事中汁物 水分を取らない様
にすると より咬まざるえなくなります。私は味噌汁は最後に
飲むようにしてます。

一口30回咬むのが理想ですが、いちいち数えていては食事
が、美味しくありませんね。 そこで提案 食事の長さで解決。
所要時間でみましょう。 勿論、食事に集中して、おしゃべり
時間は含みません。 理想的には50分以上です。これで、な
んとか、一食で咬む回数のノルマ、達成です。きびし~~

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